かぼすの良さ
クエン酸、ビタミンCなどを含むかぼすは、私たちの健康を維持するのに大変利用価値のある食品です。
例えば、かぼすに含まれるクエン酸は胃液の分泌を正常にしてくれるので、胃弱の人や食欲不振のときなどに効果的で、風邪を引き始めたときもかぼすのビタミンCが威力を発揮します。
その他に筋肉中に蓄積された乳酸によって生じる疲れの肩こりや頭痛もクエン酸をたっぷり摂ることによって、ぐっと楽になってきます。
かぼすは、大分県名産の柑橘類の一種で、その名の通り、ほんのりと、まるでお母さんに包まれているかのようななんとなくほっ…と落ち着けるやさしい香りが特徴です。 |
|
かぼすは他の柑橘類に比べて酸味が少なく、甘味が多い、ただ酸っぱいだけでない、やさしい甘みのある柑橘類だと言えます。 そんな味の特性から、かぼすは他の食べ物の元々の味を損なうことなく引き立てることがよく知られており、どんなものにも使われる大の人気者。 かぼすを少量加えるだけで、いつもとちょっと違う、ワンランクアップの風味がプラスされます。 |
酸味が少ないからといって、酸味成分が少ないというわけではありません。 かぼすには、ツンとした酸味が特徴でお酢の主成分である酢酸はあまり含まれておらず、クエン酸、リンゴ酸をはじめとした有機酸が、全体の5.5%も含まれていることがわかっています。 これは、みかんの5倍以上もの酸を含んでいることに値いします。 |
参考:大分県カボス振興協議会サイトより